シンガポール留学

学習・研究調査

高校2年：2023年5月〜6月（１週間）

シンガポールで5日間の現地調査、日本で約5ヶ月間の研究を行い、「日本へのIR（統合型リゾート）誘致」をテーマに探究を進めました。現地住民へのインタビューを通して、シンガポールと日本におけるカジノの印象や治安に関する意識を比較分析しました。その結果をもとに、日本がIRを導入する際の課題と改善策について政策的観点から考察を行いました。

調査の結果、シンガポールではIR導入による経済的恩恵を実感する人が多く、治安悪化を懸念する声は少ないことが分かりました。このことから、シンガポールの施策はIRが引き起こす課題を効果的に抑制している可能性が示唆されました。日本でIRを誘致するためには、カジノ中心のイメージを払拭し、家族層も楽しめるクリーンで健全なリゾートとして再定義することが重要だと考えました。この研究を通して、私は社会的課題に対して多角的な視点からアプローチする重要性を学び、データに基づいた政策的思考力を培うことができました。